休日も平日と同じ時間に起きる

 向上心の高い社会人にとって、休日の時間の使い方が極めて大切です。平日はどんな人であれ、強制的に仕事を進める必要があります。休日にどれだけ自分を高める活動ができるかで、その人のその後の成長度が変わってくるように思います。そこで、休日も平日と同じ時間に起きることがキーになってきます。

 

休日も平日と同じ時間に起きることのメリットは?
ー同じ時間に起きることにより、脳みそが重く感じることがなくなる。
ー休日においても、仕事モードになる時間を有効に活用することができる。
ブルーマンデーにならずにいつも通り月曜日を迎えられる。
ー土曜日、日曜日をフルに有効に活用することができる。

 

休日も同じ時間に起きるためのメソッド
ー金曜日と土曜日においても、平日と同じ時間に眠るようにする。

ー金曜日と土曜日においても、深酒をしない。
ー土曜日と日曜日の朝に、平日仕事を行く時間に外出する用事を作っておく(ファミレスなど)。過去の記事に関連する記事を書きました。

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  私の周りには休日の朝はゴルフの練習に行くという人が増えています。本人がワクワクすることが望ましいと思います。

 土日を有効に使って、納得のいく人生設計を立てていきましょう!

パソコン起動時のスタートアップの活用

 毎日パソコンを開いた後、必ず起動するアプリケーションってありますよね。そういうものは、パソコンの起動と同時に立ち上がるように設定してしまいましょう。そうすれば、決まったフォルダーにショートカットを入れておくだけで、パソコン起動時に自動でアプリケーションが開くようになります。
私は、メーラー、毎日申請する必要がある申請書、TaskChuteのアプリケーションのショートカットをフォルダーに入れてあります。「スタートアップ パソコン起動」などで検索してみてくださいね。
 スタートアップを活用するまでは、毎日申請しなければならない申請書を提出し忘れたりしたこともあったのですが、このスタートアップという機能を使用するようになってから、1度も起きなくなりました。これぞ、「頑張らない仕組みを作る」ということですね。
 ちょっとした工夫で毎日の些細なストレスを減らし、自分の仕事に集中して切れ味のよい仕事をしたいものです。

会議の前に議事録を完成させる

 議事録を素早く書くテクニックに、「議事録ドリブン」という方法があります。会議中に議事録を書いてしまい、会議終了時点では参加者全員の合意がとれた議事録を完成させるという手法です。

 この「議事録ドリブン」をさらに進化させて、特に自分が主催したものに関しては、先に議事録を作成してしまうというテクニックを紹介します。これは、過去に記事として書いた「実験まとめテンプレート」に通じるところがあります。定例会でないのならば、なぜこの打ち合わせが開催されたのかの「背景」と「目的」を書き、さらに、議題を書いていきます。比べてみると実験まとめテンプレートと形式が大変よく似ていることが分かります。

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先に議事録を作成してしまうことのメリットは?
ー議題がすでに明文化されているために、話が脱線しなくなる。
ー自分が話したいことを漏らさず話すことができ、打ち合わせで新しく出てきた質疑応答に集中することができる。
ー出席者としても、どのような打ち合わせになるのかが予想でき、空欄なっているところを埋めることが目的なのだということで、協力してもらいやすくなる。
ー打ち合わせ後には、議事録がほとんど出来上がっているので、体裁を整えてすぐに回覧を進めることができる。
 ・打ち合わせの内容を忘れないうちに回覧者が確認できる。
 ・打ち合わせで出てきたアクションアイテムを早急に着手することができる。

 

 議事録の作成は、人それぞれアイディアあって、改善の余地がたくさん残っていると思われます。みなさんのアイディアもぜひ教えてください。

ペン立てへのこだわり

 ペン立てにこだわりを持っている人はどの程度いるのでしょうか。私のペン立てのこだわりを公開します。

 

ペン立てを使用する際の注意点は?

ーペン立てには余計なものは絶対に入れない。少なければ少ないほどよい。

ー色ペンを本当に使用しているか、自分に問いかける。使用していない色ペンはないか。

ーハサミ、消しゴムであっても、使用頻度が低いならば机の上段引き出しにしまってしまう。

 

 ペンを取り出す際に探しているようでは、スピードを徹底的に意識しているとは言えません。取り出すスピードを徹底するには、鉛筆立てに入れるものを厳選する必要があります。特に色ペンは使用していないにも関わらず、揃えておきたくなる気持ちになります。しかし、使用していないものを鉛筆立てに入れておくことは、見た目はきれいですが、実用上害以外の何物でもありません。

 

 実際に私が使用しているペン立てを紹介します。

  私はホチキスをよく使うので、ホチキスを立て掛けるスペースがあること、さらにホチキスの針を一時保管しておく場所があることで大変重宝しています。かなりの量を保管できるので、ホチキスの針を回収するのは数年に1回程度で済みます。実際には、このように使っています。

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  みなさんのペン立てのこだわりなども教えていただければ幸いです。

帰宅後のダラダラをなくす工夫

 向上心のある人は誰でも、時間が圧倒的に足りないと常日頃感じていると思います。帰宅後においても、仕事や、仕事に関連する情報収集、さらには英語の勉強など、やりたいことは山のようにあるからです。せっかく就業時間中に時間を切り詰めたとしても、家に帰ってダラダラしてしまっては意味がない。そこで、帰宅後もダラダラしないでやりたいことをやる工夫を公開します。

 

家に帰ってもダラダラしないで、やりたいことをやるには?

ーやりたい事、やりたい順番を明文化して明確にする。

ー帰宅してからのルーチンを作ることにより、どんどんスピードアップする。⇒TaskChuteが極めて有効。

 ・何をやるべきかと考える必要性をなくす。そうしないとすぐダラダラしてしまう。

ー道具などをすぐ取り出せるようにしておく。(英語の勉強ならば、先に教材を机の上に置いておくなど)

ーダラダラし始めてしまう原因を元から絶つ。

ー風呂やシャワーに入ることが、気分転換になる。

  

 やりたいことが頭の中だけにある状態だと、気分によって毎日やりたいことが変わってしまい、継続的な努力ができなくなってしまいます。そこで明文化して、今月はこれを重点的にやっていくなど書き出すことが有効になります。私はこの書き出しの後、TaskChuteに組み込んで、毎日一定の時間をとるように設定しています。

 ダラダラする理由は、勉強などを始めるまでのハードルが高いことも原因になりえます。そのため、やるべきことと順番を決めて、そこに頭を使わないようにします。さらに、道具を先に準備することにより、すぐ取り掛かれるように工夫します。茂木健一郎さんは、著書の中で、勉強開始のその瞬間からトップスピードの集中力を出せると語っています。

 ダラダラし始めてしまう原因を元から絶つことに関しては、有名なのがテレビのコンセントを抜くなどが挙げられます。私の場合は、あまりにストイックになってしまうと逆にストレスがたまってしまうので、録画したものだけを時間があるときに見ることにしています。また、ダラダラする時間を30分ほど意識的に確保するということもありだと思います。ルーチンの一部にしてしまうということですね。ここら辺は、人それぞれやり方が分かれるところだと思います。

 また、風呂やシャワーに入ると、気分転換できて疲れが一気に取れるのでもうひと仕事するぞという時には、意識的に間に挟むようにしています。また、休日などは1日2回入るときなどもあります。おススメですよ。

書類の整理法

 書類の整理法に関しては、かなりいろいろな方法を研究し思考錯誤した結果、現在は以下の方法で収まっています。

書類の整理法のシステム

1、新しいプロジェクトが発生したら、クリアファイルに3Mのカバーアップテープを右上に張り付けて、プロジェクト名を書く。
2、A4立て置きのファイルボックスに左側から順番に入れていく。
3、新しい資料を入れる必要が生じた際には、該当するプロジェクト名のクリアファイルを引っ張り出して、新しい資料やメモを入れてまた左端に入れる。
4、定期的(現段階ではファイルボックスが一杯になったら)に、ファイルボックス内のクリアファイルを見直して、完了したプロジェクトや使用頻度が低いクリアファイルは、机の下段の保管用ケースもしくはロッカーに移動させるか廃棄する。

 

 特に、クリアファイルを左端から入れていく方法は、野口 悠紀雄「「超」整理法」の「押し出しファイリング」方式です。

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

 押し出しファイリング方式では封筒を使用していますが、私は中身が見れて取り出し易く、かつ安価なクリアファイルを使用しています。この方法の大切なポイントは、分類しないことです。ひたすら左から順番に時系列に並んでいくことになります

 一度、軌道に乗れば、このシステム自体を意識することはなくなります。最高のシステムとは、意識しないで使用できるものだと思うので、現在のやり方がしっくりきている証拠だと思います。

 

 この方法に落ち着くまで、書類の整理法や、机の整理方法の本を多数調べましたが、私の一番のおすすめ本は、「図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術」です。基本がしっかり押さえてあるので、ここに書かれている方法をベースに自分なりにアレンジすると近道だと思われます。

図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術

図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術

 

 書類の整理法に限らない話ですが、先達たちが残した方法のいいとこどりをすることが、もっとも速く自分にとって最適なシステムを見つける方法だと知ることとなりました。他の分野でもいえることだと思うので、意識して実践していきたいと思います。

朝礼後にすべての報告・確認を終わらせる

 新人社員の頃は、実験の方向性や事務処理などの報告や確認をとるために、大変忙しい上司や先輩を探し回り、大変な時間のロスを体感していました。そこで私が意識して始めたのが「朝礼後にすべての確認を終わらせる」ということです。朝礼後ならば、強制的に全員集まっているので、このタイミングを使わない手はないということです。

 

朝礼後にすべての確認を終わらせることのメリットは?
ーかならず全員いることが分かっているので、自分も仕事の段取りがつけやすい。

ー確認する相手も、他の作業をしているときに話しかけられないのでWin-Winである。
ー朝礼後の移動中などに話すこともできるので、相手の時間を奪うこともない。
ー関係者が全員揃っているので、第3者などに連絡することもすぐにでき、生産的。

 

 大変忙しい上司や先輩に迷惑をかけず、かつ自分のペースで仕事をするために意識的に行っている方法です。皆様の参考になれば幸いです。