書類の整理法

 書類の整理法に関しては、かなりいろいろな方法を研究し思考錯誤した結果、現在は以下の方法で収まっています。

書類の整理法のシステム

1、新しいプロジェクトが発生したら、クリアファイルに3Mのカバーアップテープを右上に張り付けて、プロジェクト名を書く。
2、A4立て置きのファイルボックスに左側から順番に入れていく。
3、新しい資料を入れる必要が生じた際には、該当するプロジェクト名のクリアファイルを引っ張り出して、新しい資料やメモを入れてまた左端に入れる。
4、定期的(現段階ではファイルボックスが一杯になったら)に、ファイルボックス内のクリアファイルを見直して、完了したプロジェクトや使用頻度が低いクリアファイルは、机の下段の保管用ケースもしくはロッカーに移動させるか廃棄する。

 

 特に、クリアファイルを左端から入れていく方法は、野口 悠紀雄「「超」整理法」の「押し出しファイリング」方式です。

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

 押し出しファイリング方式では封筒を使用していますが、私は中身が見れて取り出し易く、かつ安価なクリアファイルを使用しています。この方法の大切なポイントは、分類しないことです。ひたすら左から順番に時系列に並んでいくことになります

 一度、軌道に乗れば、このシステム自体を意識することはなくなります。最高のシステムとは、意識しないで使用できるものだと思うので、現在のやり方がしっくりきている証拠だと思います。

 

 この方法に落ち着くまで、書類の整理法や、机の整理方法の本を多数調べましたが、私の一番のおすすめ本は、「図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術」です。基本がしっかり押さえてあるので、ここに書かれている方法をベースに自分なりにアレンジすると近道だと思われます。

図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術

図解 ミスが少ない人は必ずやっている「書類・手帳・ノート」の整理術

 

 書類の整理法に限らない話ですが、先達たちが残した方法のいいとこどりをすることが、もっとも速く自分にとって最適なシステムを見つける方法だと知ることとなりました。他の分野でもいえることだと思うので、意識して実践していきたいと思います。